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香港―経済

第4回「一帯一路サミット」が開幕

香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで9月11日、第4回「一帯一路サミット」が開幕した。香港特区政府と香港貿易発展局(HKTDC)の共催で12日まで行われる。

香港、中国本土、世界各国の官僚や財界のリーダー80人余りが「一帯一路」の最新の発展状況を紹介し、「一帯一路」の下で香港がいかに優位性を発揮して商機をつかむかなどを討議する。

HKTDCの林建岳・主席は開幕式で、「一帯一路」が提唱されてからの6年間で少なくとも130カ国と30の国際組織が180件余りの協力契約を交わし、鉄道、道路、港湾、発電所の建設など新たなプロジェクトが世界各地で展開されていると説明。「一帯一路はインフラ建設にとどまらず、金融、科学技術、製造業、物流、貿易などの分野にも及んでいる。香港は商業ハブとして一帯一路の概念を商業プロジェクトに転化する最良のパートナーである」と語った。

初日のメーンフォーラムは「投資が価値をつくる:一帯一路プロジェクトのレベルアップの可能性」と題し、中国光大集団や力宝集団、正大集団などのトップがプロジェクト投資の経験を紹介。広東省商務庁の協力による2日目のメーンフォーラムは「粤港澳大湾区協力の発展:一帯一路の新たなチャンスの成就」と題し、財界リーダーが粤港澳大湾区の優位性を利用した一帯一路の推進について討議する。

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