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香港―社会

第4階段ワクチンパスで隔離ゼロに

香港大学感染及伝染病中心の何栢良・総監は8月29日、第4段階のワクチンパスを即時実施するよう提唱した。同日の香港メディアによると、何氏は政府が直ちに第4段階のワクチンパスを実施し、同時に入境検疫隔離を「0+7」(ホテル隔離0日と在宅医学観察7日)案を推進し、ワクチン接種率向上のインセンティブにすべきと提案。何氏は「現在、域外から香港への入境者が持っているウイルスと、香港で流行しているウイルスは別のもので、入境者の黄色コードと定期検査はリスクを抑えられる」と指摘。「多くの香港市民はすでに新型コロナ対策に疲れているため、ワクチン接種を完了した市民は正常な生活を回復できるようにし懲罰を受けるべきでない」として、入境検疫の条件を緩和する場合はワクチン接種率向上の強いインセンティブの1つになるとの見方を示した。また政府が先に発表した新たな防疫措置は緩やかであり、政府はワクチンパスの推進に積極的でないと指摘。ワクチンが重症化と死亡率を抑えることはデータが示していると強調し、4回目のワクチン接種をいかに実施するかを検討すべきと述べた。

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