中国工信部は近日、第6回専精特新「小巨人」企業公示リストを発表し、江蘇省711社、広東省561社、浙江省400社、3省で全国の半分以上を占めた。広東省では2023年末までに専精特新「小巨人」企業1528社、専精特新中小企業27339社を育成し、今回の561社と合計で、「広東省推動専精特新企業高質量発展的指導意見」が提出された2027年までに累計2000社を超える専精特新「小巨人」企業を育成するという計画目標を前倒的に達成する見込める。
第6回「小巨人」企業では、深センが298社で引続きトップとなり、寧波(66社)、青島(29社)、厦門(18社)、大連(14社)の4都市を合わせた数の2倍を超えた。深センではこれまでに752社の「小巨人」企業が育成されており、今回公示の企業を合わせると1000社を超える見込める。このほか、広東省では広州(104社)、東莞(47社)、珠海(32社)など15個市で「小巨人」企業にランクインした。
2024年6月末までで、全国で育成された専精特新中小企業は累計14万社を超え、うち専精特新「小巨人」企業は僅か1万2000社であった。第6回「小巨人」企業は全国で3012社で、第5回の3671社より21.87%減り、2年連続で減少した。その理由は、選考基準が高くなり、政策が改善されつつ、特に新規企業の申告要求がより厳しくなったということである。一方、再審査合格率は年々高まり、統計によると、再審査を合格した第1、2、3回の「小巨人」の数は、それぞれ142社、1079社、2430社であった。公示されたリストによると、第3回「小巨人」の再審査合格率は約83%で過去最高を超え、一昨年の57%、去年の62%を上回った。

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