立法会財務委員会傘下の工務小組委員会は2月8日に会議を行い、「簡易公共住宅」第1陣工程の149億ドルの予算申請を承認した。同日の香港メディアによると、特区政府房屋局の何永賢・局長は「簡易公共住宅の初志は不適切な居住場所に住む人を助けようということ。最も必要な人ができるだけ早く困難から脱却できるようにするため、議員の支持を求める」と述べた。棄権票を投じると表明していた九龍中選挙区の楊永杰・議員は、周辺住民が政府の説明している使用期限を信用していないと指摘。何局長はあらためて建設用地は2年の建設期間、5年の使用期限を経た後に返還し、長期的な開発用途に充てるとして「啓徳をCBDとする目標は変わらない」と説明した。採決では35人が投票し、賛成票34票、棄権票1票で第1項議程を通過した。
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