特区政府衛生防護中心は8月6日、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)L452R変異種ウイルス株への感染が初歩的に確認された流入ケースについて調査していると発表した。同日の香港メディアによると、感染者は32歳男性で、上環干諾道西の海景大厦に居住。7月25日に米国に赴き、8月5日にドーハ経由で香港に戻った。7月24日に香港と8月2日に米国で出発前に行ったウイルス検査ではいずれも陰性だった。香港到着時に空港の臨時サンプル採取センターで検査を行った結果、初歩的に陽性が確認された。衛生署公共衛生化学検査サービス処での検査でL452R変異種ウイルス株が確認されたが、N501YとE484Kの変異ゲノムは検出されなかった。
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