米国務省は2021年度の難民受け入れ計画を発表し、初めて香港が受け入れ枠に組み込まれた。10月3日付香港各紙によると、香港には特定類別の難民受け入れ枠が与えられイラク、エルサルバトル、グァテマラ、ホンジュラス、キューバ、ベネズエラと並んで優先枠が与えれた。また米下院議会外交委員会は「香港人の自由と選択法案」を可決し、迫害を受ける心配がある米国在住の香港市民に対して臨時に身辺保護を提供し、合法的に米国に滞在させることを行政部門に要求する。これに対して特区政府は「香港は法治社会であり、市民の各種の権利と自由は基本法とその他の法例で十分保障されている。いわゆる『迫害』を受けている『難民』はいない」と断言するとともに、米国に内政干渉を即刻やめるよう促した。

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