特区政府は8月16日、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行の最新状況に対応して米国などからの来港者に対する検疫要求を引き締めると発表した。同日の香港メディアによると、政府スポークスマンは、世界の新型コロナ流行状況がデルタ変異ウイルス株の深刻な脅威を受けており、多くの国で短期間のうちに感染者が大幅に増えていると指摘。このため政府は検討を経て新型コロナ流行状況が深刻な16カ国・地域についてリスク区分を引き上げることを決定。米国、フランス、カンボジア、マレーシア、ギリシャ、スペインなどが含まれている。これらの国・地域から香港に入境する者に対してはフライト搭乗、検疫、検査の要求を引き締め、20日午前零時から実施する。
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