新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行で米国経済が打撃を受けているため、米国の下着ブランド「ビクトリアズシークレット」は6月25日、銅鑼湾京華中心の旗艦店を即日閉店した。
同日の『東方日報』(電子版)によると、同紙記者が朝、現場に駆けつけると入り口のドアは閉鎖され、店内には10人余りの職員が忙しいそうに商品を整理していた。同店は地下を合わせて計6フロア。2017年9月から月700万ドルで賃貸している。総面積は5万平方フィート余りで、10年の賃貸契約を交わしていた。特区政府労工処はこの件を注視しており、職員に適切なサポートを行うと表明した。
「ビクトリアズシークレット」は英国支社が6月初めに破産を発表。約25店舗800人余りの職員が影響を受けた。親会社のLブランズも先に米国とカナダの250店を永久に閉店すると発表した。美連工商舗は同店について「500ドルの下着を毎日400枚売ってやっと家賃が払える」と述べ、観光客の減少で売り上げが影響を受け、高額な賃貸料が負担できなくなったと指摘した。
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