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香港―政治

米国総領事、公民党メンバーと会談

在香港米国総領事館のハンスコム・スミス総領事は8月4日、公民党の梁家傑・主席と楊岳橋・代表と会談したことが明らかになった。

5日付『星島日報』によると、先に1年の延期が決まった立法会議員選挙では、立候補を届け出た公民党メンバー6人のうち4人が外国に香港制裁を求めたことで選挙主任に候補資格を認められなかった。それから1週間足らずの4日、スミス総領事は自ら梁主席の法律事務所を訪れて2人と1時間半にわたって会談した。梁主席は事務所前で待っていた同紙記者に対し、双方が恒常的に香港の状況について情報交換を行っていることや、同日の面会も急に決まったわけではないと説明。ただし会談の内容については明かさなかった。

公民党の候補者のうち楊代表、郭家麒氏、郭栄鏗氏の3人の現職議員、それに鄭逹鴻氏が立候補届け出無効と裁定された。選挙主任の説明では、楊代表と郭栄鏗氏は昨年8月に米国を訪れ、米国議会で「香港人権および民主法案」を通過させることに支持を表明。その後、公民党の立法会議員全員で米国議会の両党リーダーに書簡を送り、速やかに法案を通過させるよう求めた。この行為は外国政府または政治組織に香港事務への干渉を求めたといえる。中国または香港への制裁を行う法案の通過を要求するということは明らかに中国の主権と香港の自治を侵犯する意図があり、候補者が基本法を擁護し香港特区に忠義をつくすことはあり得ないとみなした。

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