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香港―政治

米政府、香港独立派の逮捕を譴責

香港独立派の学生組織「学生動源」の鍾翰林・元召集人(19歳)が10月27日、保釈中に在香港米国総領事館に亡命を図って逮捕された件で、米国国務省は香港警察の行為を譴責した。29日の香港メディアによると、鍾氏は国家分裂、扇動的刊行物の発行、約70万ドルのマネーロンダリングの罪で起訴され、同日朝に西九龍法院(地裁)で公判が行われた。米国務省はメディアの問い合わせで香港警察が鍾氏ら3人を逮捕したことを譴責し「香港の政権担当者が法執行で政治目的を達成するのは法治に違反する」と指摘。鍾氏が米国総領事館に庇護を求める途中に逮捕されたことについては「米国に着いた後に初めて庇護を申請できる」と述べた。またアムネスティ・インターナショナルは鍾氏らの即時無条件釈放と起訴撤回を要求した。

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