粉嶺ゴルフ場の粉錦公路以東32ヘクタールの土地が来年9月に政府に返還される。5月21日付香港各紙によると、政府は環境アセスメントを経て、最北端の約9ヘクタールの土地を利用して公共住宅を建設することを提案。最多で1万2000戸の住宅を供給、約3万3600人が居住できる。2029年の完成を目指している。特に注目すべきは、当局が同部分の用地を「住宅(甲類)」用途に指定し、高さ170メートルの建物建設を可能にすることを計画している点だ。50階建て以上の高層公共住宅群が生まれる可能性がある。用地の残り部分は生態価値が高いことから、当局はレクリエーション エリアとして自然保護、レクリエーション、スポーツの用途に充てる計画を提案している。ただし開発スケジュールはまだ決まっていない。

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