スタンダード・チャータード銀行と香港貿易発展局(HKTDC)は6月22日、「スタンダード・チャータードGBA景況感指数」を発表した。
これは珠江デルタ・香港・マカオからなる粤港澳大湾区(GBA)の各都市と各業界の景況感や相乗効果を反映したもの。指数はGBAの企業1000社余りを対象に全体的な業務、ビジネス環境、発展計画を調査し、四半期ごとに発表される。指数には製造・貿易、卸・小売り、金融サービス、専門サービス、イノベーション・技術など各産業の景況感を示す5つのサブインデックスが含まれ、投資家や企業の景況感を理解しGBAの市場戦略を策定することができる。
スタンダード・チャータード銀行・香港チーフエグゼクティブオフィサーのMary Huen氏は「HKTDCと協力して市場初のGBA景況感指数を導入できたことを大変うれしく思う。この調査が刻々と日々変化する市場環境の中で、地域の企業が適切な戦略的意思決定を行うのに役立つと確信している」と述べた。スタンダード・チャータード銀行はこの地域での事業拡大に努め、金融分野の人材と技術を活用して革新的な金融商品やサービスを開発していきたいと考えている。
またHKTDCはGBAの他の10都市と協定を締結し、香港との双方向プラットホームを通じたビジネス拡大を促進。香港のグローバルな投資・ビジネスハブとしての地位を強化する。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。