張国鈞・副司法長官が主席を務める律政司「粤港澳大湾区専責小組」(GBAタスクフォース)は6月23日、第2回会議を開催した。同日の香港メディアによると、会議ではGBAタスクフォースの委員会から提出された粤港澳大湾区の法制、規則、人材の接続推進に関する提案や、タスクフォースの今後の作業計画実現について詳細に検討した。会議では多数の具体的提案の推進で合意し、以下の重点的な項目が含まれている。(1)粤港澳大湾区内の法律・争議解決サービスに関する情報を集めるプラットホームを構築(2)「港資港法」「港資港仲裁」の措置を粤港澳大湾区内の都市に拡大させる(3)既存の民商事司法の互助措置を改善しする(4)粤港澳大湾区の調停員名簿とネット上の調停プラットホームを構築する――。張主席は粤港澳大湾区は「1国、2制度、3法域」の独特の優位性を持っていると指摘した。

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