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香港―社会

細菌量が基準超えマスク、おとり捜査で摘発

香港税関は昨年おとり捜査によって、細菌含有量が基準値を超えたマスクを販売していた薬局7軒を摘発した。3月10日付香港各氏によると、7軒の責任者はいずれも、不安全な消耗品を提供あるいは製造、輸入した容疑で起訴されている。そのうちの1軒「龍城大薬粧」の店主の裁判が3月10日に開かれた。税関によると、捜査員は昨年、客のふりをして同薬局を訪れ、「Breathe Easy」という商品名のマスク3箱を1497ドルで購入。品質検査を行ったところ、細菌含有量が基準値の1・4倍検出されたという。公判で裁判官は、防疫用品は衛生と安全が確保されなければいけないと強調。しかし、今回の細菌量はリスクが高くないことやマスクの数や販売金額が多くないこと、被告が容疑を全面的に認めていること、初犯だったことなどが考慮され、5000ドルの罰金刑が言い渡された。

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