タイ財務省財政政策室(FPO)はこのほど、今年のタイ経済の成長見通しをこれまでの3.8%から3.6%に下方修正した。輸出が減速するとみられることが最大の理由という。ポンチャイFPO室長は、「観光産業などの成長が期待されるものの、今0.4%成長との見通しが出ていた輸出がマイナス0.5%に落ち込む可能性が高い。輸出の減少は世界市場での需要減が原因」と説明している。FPOでは、今年の訪タイ外国人数は今年1月に出された予想2750万人を上回る2950万人に達し、1兆3000億バーツの観光収入が期待できると予測。コロナ禍前の2019年は訪タイ外国人数が約4000万人で、観光収入は1兆9100億バーツだった。(『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com)

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