特区政府労工及福利局の羅致光・局長は9月20日、公式ブログで労働市場の状況について説明した。21日付香港各紙によると、最新の失業率は前期と同じ6.1%を維持したが、失業者数は5800人増加。全体的な失業者数は24万人余りに達した。羅局長は大部分の大学・中学卒業生は5~7月に労働市場に進出するため7~8月の失業者数が増大することが「毎年のように発生している」と指摘。だが4~5月と7~8月のデータを比べると、7~8月は新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行第3波と重なるが、ウイルス流行が緩和されていた4~5月に比べ就業者数が増加している。これは給与補助スキームが7~8月をカバーしているためで、その効果が発揮されていることを反映していると述べた。

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