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香港―社会

絶滅危惧種カメの密輸犯に禁錮18カ月

区域法院で9月27日、絶滅危惧種のカメを密輸した女に禁錮18カ月の判決が言い渡された。同日付政府公報によると、中国本土籍の被告(女45歳)は今年1月27日に東京発の航空機に旅客として搭乗し、香港国際空港に到着。その際、預け入れ荷物の中に生きたカメ64匹を隠しているのが香港海関によって摘発され、逮捕された。カメは37匹が厚地のストッキングに1匹ずつ包まれており、ほかの27匹は2つのプラスチックボックスに分けて入れられていた。61匹がハコガメ、3匹がキボシイシガメで、いずれも絶滅危惧種だという。市価は65万ドルに相当するものとみられる。被告は「絶滅危惧動植物保護条例」の輸出入許可証の規定に違反した容疑と「動物虐待防止条例」違反で起訴され、罪状を認めて有罪となり禁錮18カ月が確定した。

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