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香港―政治

羅冠聡氏が米国で民主サミット出席

特区政府保安局の●炳強・局長は12月8日、香港衆志の羅冠聡・元主席が米国での民主サミットに出席する件でコメントした。同日の香港メディアによると、●局長は海外逃亡した羅氏が米国のバイデン大統領から民主サミットに招かれたことを光栄に思うと発言したことに留意していると言及。「外国の政治目的のために自分の国を売るということは現代の漢奸(売国奴)に当たる」と指摘し、「現代漢奸の羅氏は国を売ることを喜んでおり、恥を知るべきだ」と述べた。新華社、『人民日報』、中央広播電視総台の3つの政府メディアは8日、羅氏を非難する文章を掲載。「羅氏は西側反中勢力の操り人形および傀儡に甘んじ、永遠に国家反逆の歴史の恥となる」と批判したほか、米国に対しても「香港独立分子で逃亡中の容疑者にパフォーマンスの舞台を提供し、米国の言う民主は虚偽とダブルスタンダードであることを世界に知らしめ、民主を武器にして手段を選ばず他国に圧力を加える覇権の正体を露呈している」と非難した。【●=登におおざと】

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