林鄭月娥・行政長官はこのほど北区一帯を視察し、北部都会区の潜在力と可能性を感じたとSNSで発表した。5月21日の香港メディアによると、林鄭長官は羅湖の立ち入り禁止エリア内で撮影した写真をアップ。深セン河と悟桐河の合流地点で、風光明媚と形容している。今後、MTR東部線が深セン側に設置される新たな税関・出入境管理所まで延伸することとなり、羅湖一帯の立ち入り禁止エリアと鉄道貨物処理場は大規模な住宅・商業用途で開発が可能と指摘した。東部線の海越え区間が開通したことで、100年の歴史を持つこの鉄道がさらに戦略的な位置づけを持ち、ビクトリア両岸の都会区と北部都会区を結び、乗り換えなしで金鐘から羅湖まで往来できることとなった。さらに深センの羅湖出入境管理所では一地両検を採用することとなり、1時間生活圏の目標が実現できると説明した。

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