特区政府は新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）感染リスク通知アプリ「安心出行」を使用しているビューティーサロンの営業再開を認める可能性を検討しているもようだ。１月１６日の香港メディアによると、業界では「安心出行」をスマートフォンにインストールすることを顧客に強制するのは難しいとみている。このため顧客の来店時間や連絡方法などの情報は１カ月だけ保存することも代替案として受け入れられるという。香港美容業総会の葉世雄・初代会長は、業界では営業再開の条件に対して開放的な態度を持っており、予約のない顧客は拒否することや職員が定期的にウイルス検査を行うことも受け入れることを明らかにした。ただし「安心出行」のインストール強制は難しいと指摘。従業員は法執行人員ではないため、顧客のスマホを強制検査することもできず、すでに回数券を購入した顧客がインストールを拒否すればサービスを提供できなくなる問題を懸念している。
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