全国人民代表大会(全人代)会議が3月13日に閉幕し、習近平・国家主席が講話を発表した。同日の香港メディアによると、習主席は講和で香港マカオ台湾に触れた部分で「1国2制度の実践と祖国統一の大業を着実に推進しなけれならず、強国の建設推進には香港とマカオの長期的繁栄と安定が欠かせない」と指摘し、香港マカオについては「香港マカオ特別行政区の経済発展、民生改善、国家の発展の大局により融合することを支援する」と言及。台湾については「祖国の完全統一の実現は中華子女全体の共通の願望であり、民族復興の大きな意義を持つ」と述べ、新時代の台湾問題解決の全体的戦略として、1つの中国の原則と「92年合意」の堅持、両岸関係の平和的発展を促進、外部勢力の干渉と「台湾独立」分裂活動には断固反対、祖国統一の推進を断固堅持することを挙げた。全人代閉幕後に4人の新副首相を率いて記者会見を行った李強・新首相も香港マカオに言及。「香港マカオ両地が直面している困難は一時的なものに過ぎず、今後の国家における役割は強まるばかりで、削がれることはない。香港マカオの明日はさらに良くなる」と語った。
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