習近平・国家主席は12月20日、3日間のマカオ訪問を終えた。同日の香港メディアによると、習主席は20日、マカオ返還20周年記念式典とマカオ特別行政区第5期政府就任式典に出席した。
習主席は式典でのスピーチの終わりの部分で「香港とマカオ特区の事務は完全に中国の内政であり、いかなる外国勢力にも口を挟んでもらう必要はない。いかなる外部勢力も香港マカオ事務に干渉することは決して認めない」と述べ、昨今の外国勢力による香港への干渉を非難した。
また習主席はマカオ特区政府による各学校での愛国主義教育が功を奏していると評価。マカオが1国2制度の実践を成功させた重要なノウハウとして、(1)マカオ市民の自発的な1国2制度への擁護と認識(2)1国2制度の正確な方向性の把握(3)国家とマカオの根本的利益に立った自覚(4)市民の国家意識――の4つに言及した。
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