新華社は6月25日朝、習近平・国家主席が香港返還25周年式典と香港特区第6期政府就任式に出席すると発表した。ただし同日の香港メディアによると、新華社の報道には習主席が「香港に赴く」「香港を視察」といった言葉が入っていないことから、リモート形式での出席を意味しているとも考えられる。林鄭月娥・行政長官と李家超・次期行政長官はともに習主席が記念式典に出席することに謝意を表明。全国人民代表大会(全人代)常務委員の譚耀宗氏は「習主席が自身で来港するかどうか、具体的な形式は最新の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行状況によって変化する」と指摘した。全国香港マカオ研究会の劉兆佳・副会長は「習主席は来港して式典に出席する。重要講話を発表し、中央が香港と次期特区政府を重視していることを表明する」との見方を示した。
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