新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）流行第５波の深刻化で３月４日には新たに５万２０００人余りが陽性となり、特に老人ホームと障害者施設で引き続き多くの陽性ケースが現れている。５日付香港各紙によると、４日には老人ホーム４６カ所で集団感染が確認され、集団感染が発生した老人ホームは累計７５５カ所、老人ホーム全体の７２％に達した。少なくとも９８００人の入所者が感染しており、間もなく１万人の大台に乗る見込みだ。老人ホームと障害者施設のワクチン接種率はわずか４０％であるため、政府は民間医師団の派遣を増やしてワクチン接種を加速させている。また衛生署は、科興生物のワクチンを接種した老人ホーム入所者のワクチン接種期間の短縮を発表。１回目と２回目の接種の間隔を２８日から２１日に変更した。
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