香港職工会連盟(職工盟)は10月3日、特別会員総会を開催し、大多数の賛成を得て解散を可決した。4日付香港各紙によると、1990年に設立された職工盟は設立31周年を迎えるとともにその歴史に幕を降ろすこととななったが、傘下の多くの労組は引き続き運営を続ける。会員総会では48団体の所属労組代表が出席。計68票のうち賛成57票、反対8票、棄権2票で解散を可決した。これを受けて特区政府保安局は「1つの組織とそのメンバーが犯した罪、刑事責任は組織の解散またはメンバーの辞任によって消えることはない。警察は引き続き香港版国家安全法やその他の法令に違反した疑いのある組織と人物を全力で追及する」とコメントした。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。