香港警察は８月２２日、今年１～７月に発生した自転車事故件数を発表した。同日の香港メディアによると、今年１～７月に起きた自転車事故は昨年同期に比べ４２％増の１６５５件だった。このうち２９１件は致命傷となった重大事故で、昨年同期に比べ倍増した。２９１件のうち８０％が自転車に乗っている人がヘルメットを被っていなかったケースで、また７０％は自分で引き起こした事故だった。自分で事故を起こしたケースのうち、７０％は平らで真っすぐのサイクリングコースを走行中に発生した事故だという。一方、警察が今年上半期に自転車の違反を摘発した回数は３７６２回で、昨年同期よりも２倍以上増えている。また、今年７～８月では自転車や電動の移動ツール使用時の違反による逮捕者は２０人、違反キップの発出は１２５４件、口頭による警告は２４回に上っている。警察では、車道を走る場合には走行ルートに潜在的な危険がはらんでいないかよく見極めてから走るよう注意を呼び掛けている。
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