新型コロナウイルス感染症(COVID―19)第4波が反復する中、特区政府は海外からの感染者流入を防ぐため、検疫免除措置を引き締める意向だ。1月23日付香港各紙によると、特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長は放送局のインタビューで、検疫が免除されている航空機のクルーも香港到着後に指定ホテルで14日間の検疫を行うことにする考えを示した。ただし実施スケジュールについては明らかにしなかった。これに対してキャセイパシフィック航空客室乗務員労組は「現在のところ海外で仕事をしている者はホテルの部屋を離れることはできず、目下の防疫措置も十分である。クルーがホテルで14日間の隔離を行うことになれば家族と会う時間が失われる」と批判した。
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