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香港―経済

花市、規模を半分にして開催決定

特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長は1月19日、春節(旧正月)前の風物詩である花市を開催することにしたと発表した。同日の香港メディアによると、花市はもともと予定されていた域内15カ所で開催されるが、露店の規模は半分に縮小され、科学テクノロジーによって人の流れをコントロールし、露店のスタッフには新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の検査を要求すると説明した。花の販売規模を縮小して混雑リスクを軽減し、当初の入札で落札した15カ所の露店商には公平に抽選を行うこととし、ウイルス流行対策と前提に花農家の意見を取り入れてバランスを取ると強調した。政府はテクノロジーを駆使して人の流れを監視して人が集まらないようにし、ネットやメディアを通じてウイルス対策を徹底する。政府は業者に会場の無料利用を認めるが、スタッフの連絡先提供を要求し、開催前のスタッフのウイルス検査を無料で行う。各入り口には赤外線センサーを設置し、入場者の体温を測定し、入り口と出口で人数をカウント。入場者にはアプリ「安心出行」でQRコードをスキャンさせるという。

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