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香港―社会

芸術館で印象派のセザンヌとルノアール展

チムサーチョイにある香港芸術館(香港アートミュージアム)で1月17日から展覧会「塞尚和雷諾阿的世界――法國橘園美術館及奧賽博物館珍藏展/Cézanne and Renoir Looking at the World – Masterpieces from the Musée de l’Orangerie and the Musée d’Orsay」が始まる。開幕に先駆け1月16日には政府文化体育局及旅遊局の羅淑●(ロザンナ・ロウ)局長らが出席し、オープニングセレモニーが行われた。

同日付政府公報によると、今回はフランスのオランジュリー美術館とオルソー美術館から貸し出された印象派の画家2人の作品など計52点が展示される。ポール・セザンヌとピエール=オーギュスト・ルノアールという巨匠をテーマとした大型の展覧会が香港で行われるのはこれが初めて。また、今回展示される52点のうち51点は過去に香港で公開されたことがなく初めての展示となる。2人が描いた静物画をはじめ、風景画、水浴画などの作品が含まれる。このほか、スペインの画家パブロ・ピカソが描いた2つの作品も同時に展示され、セザンヌとルノアールという2人の印象派巨匠がどのように後世の画壇に影響を与えたかが分かるという。展示エリアはフランスの列車のプラットホームを模したデザインになっており、参観者が列車に乗って時間旅行をしてセザンヌとルノアールのクリエーティブな世界を探索してほしいとの思いが込められているそうだ。会期は5月7日まで。【●=にんべんに凧】(写真・政府新聞処)

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