特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長は4月下旬に英国から香港へのフライトを再開することを検討するため、航空会社と協議していることを明らかにした。3月29日の香港メディアによると、陳局長は英国での新型コロナウイルス感染症(COVID―19)新規感染者の減少とワクチン接種の進捗状況を鑑み、英国のフライトに対する搭乗制限を解除し、4月下旬に香港市民を香港に戻すための指定便を手配し、香港に到着した人は21日間隔離する必要があると述べた。陳局長はまた、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールなどの低リスク地域から香港に戻る場合、指定検疫ホテルでの隔離日数を21日から14日に短縮することも指摘した。中リスク地域からの来港者は、ワクチンを接種していれば隔離期間が14日に短縮されるが、7日間の自己検査と香港到着後19日目のウイルス検査を受ける必要がある。高リスク地域からの来港者はホテルでの21日の隔離を維持する。
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