かつて英国植民地だった香港でもエリザベス女王崩御のニュースは大きく報じられ、多くの香港市民が哀悼の意を示している。9月10日の香港メディアによると、エリザベス女王は1975年と1986年の計2度香港を訪問したことがあり、大きな歓迎を受けた。9月8日に崩御が報じられてから、在香港英国総領事館前には香港在住の英国人のみならず、多くの香港市民が訪れ花束を手向けたり黙祷しているという。英国統治時代を知る中年以上の世代だけでなく、若者や親子連れの姿も見られた。また、ちょうど中秋節ということもあって、月餅を供える人もいたそうだ。在香港英国総領事館では9月12~16日10~16時に弔問記帳台を設置する予定という。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。