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香港―経済

茶餐庁で日本産プレミアム卵フェア

日本産鶏卵の最大の輸出先であり、輸出量も急拡大している香港で、日本産プレミアム鶏卵を使用したレストランフェアが茶餐庁(大衆食堂)で9月29日から開催される。主催は一般社団法人日本養鶏協会 (日本畜産物輸出協議会鶏卵輸出部会)で、開催中の「日本秋祭り in 香港」の一環となる。日本産鶏卵のさらなる消費量増加と単価上昇、話題性の獲得を目指す。

フェア開催店「旺記冰室 Mon Kee Cafe 尖沙咀店」では28日、在香港日本国総領事館の成瀬良枝・領事、JETRO香港事務所市場開拓部の山﨑裕介・部長やメディア関係者が招かれてオープニングセレモニーが開催された。21年の日本産鶏卵の海外輸出量は21,956トン。うち香港には21,600トン輸出しており、全体の98%を占める。香港では日本人シェフによるデモンストレーションやバスの車体広告などで幅広くプロモーションを行ってきた。今回のフェアでは市民になじみ深い茶餐庁で人気の地元料理を通して日本鶏卵のおいしさを知ってもらう。使用するのはオレンジ色の黄身が特徴の「新紀元卵 暁」。メニュー は 「蜆汁雞皇飯 配 日本新紀元卵曉滑蛋 」(日本産プレミアム鶏卵スクランブルエッグとアサリ出汁が効いたクリームチキンライス、64ドル)、 「日本新紀元卵曉滑蛋 沙爹牛肉三文治 」(サテビーフが踊る日本産プレミアム玉子サンド、36ドル)の2種類。

同協会業務第一部の青木邦夫・部長は「国産鶏卵はサルモネラ菌対策を施し、安心安全の鶏卵をつくるため農場段階から衛生管理を徹底しているため生食を可能としている。イベントを通して安心して食せる国産鶏卵を多くの方に知っていただきたい」と語った。フェアは「旺記冰室 Mon Kee Cafe」全4店舗(尖沙咀・湾仔・太古・油塘)で29日から10月23日まで開催する(売切れ次第終了)。

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