マカオで10月13日、行政長官選挙が実施された。同日の香港メディアによると、唯一の候補者である元最高裁長官の●浩輝氏が選挙委員会の票を394票獲得し、高い得票数で当選した。当選後、●氏はマカオ特別行政区の第6代行政長官に選出されたことを「人生最高の栄誉」であると述べ、より包括的かつマクロ的な分野で国と市民に奉仕できるようになったとして選挙委員会の評価と支援に感謝した。また、社会のあらゆる分野や一般大衆との接触に時間を割くことができるようになった選挙対策委員会のサポートに感謝した。メディアには市民が彼の政策哲学を理解できるように報道したことに感謝した。同氏はまた香港との緊密な関係について「将来的には国家の発展に融合しながら粤港澳大湾区の促進において両地の利点を共同で活用できる」と述べた。
●氏はまた、マカオを「私たちの共通の故郷」と呼び、マカオの質の高い発展は全員の努力と切り離すことはできないと述べ、基本法によれば行政長官は中央政府と特別行政区に対して責任を負う必要があると述べた。重大な責任をしっかりと担い、選挙の理念と政治綱領では、国家主権の維持を「最高原則」とし一国二制度の政策を総合的かつ正確かつ揺るぎなく実行していくと表明。経済の多様化を加速し、国の全体的な発展へのより良い融合を図る使命を持っていると指摘した。【●=山かんむりに今】

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