林鄭月娥・行政長官は２月１８日、記者会見を行い、３月に予定されていた行政長官選挙の延期を発表した。同日の香港メディアによると、林鄭長官は「緊急状況規例条例」を引用し３月２７日に実施する予定だった第６期行政長官選挙を５月８日に延期することが行政会議で批准されたと発表。２月２０日からの予定だった立候補届け出期間も４月３～１６日に延期することとなった。林鄭長官はこの決定について「今、香港は過去２年で最も深刻な新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）流行との戦いに直面している。公共衛生と市民の健康を保障することを大前提として、特区政府は新型コロナ対策に集中する必要がある。これはまた習近平・国家主席が最近出した重要な指示の精神にも合致する」と説明した。
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