民主建港協進連盟（民建連）は７月３日、中西区の４つの街市（公設マーケット）のエスカレーターのベルトに含まれる細菌の量に関する調査結果を発表した。４日付香港各紙によると、民建連は３月に化学検査機関に委託し中西区の４つの街市に設置されているエスカレーター２５基のベルト表面の細菌量を検査した。検査機関は午前９～１１時に各エスカレーターのベルトのうち１００平方センチから細菌サンプルを採取。この結果、２３基の細菌の量は昨年より多く、うち１６基の細菌量は家庭のトイレの便座より多いことが分かった。特に上環街市と士美菲路街市のエスカレーターのベルトの細菌量は４万３０００ＣＦＵで、昨年の１２倍に達した。士美菲路街市には熟食中心（飲食コーナー）が設置されているため衛生状況が懸念される。
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