特区政府衛生署は間もなく新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンの接種ガイドラインを発表するもようだ。3月12日付香港各紙によると、政府は11日、同日のワクチン接種者は1万5200人で、前日に比べて1000人余り減少したと発表した。このうち9500人は科興のワクチン、5700人はバイオNテックのワクチンを接種した。同日、ワクチン接種後に不調を訴えて病院に運ばれたのは6人で、うち4人は科興のワクチン、2人はバイオNテックのワクチンだった。新型コロナワクチン臨床事件評価専門家委員会の孔繁毅・共同召集人は11日、衛生署が間もなくガイドラインを発表することを明らかにした。ガイドラインではワクチン接種が不適切な状況を列記し、血圧が長期的に160/100以上、冠状動脈性心臓病患者、運動時に胸の痛みや息切れが現れる人などが含まれるとみられる。

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