林鄭月娥・行政長官は11月11日、西九文化区M+博物館の開幕セレモニーでスピーチした。同日の政府新聞公報によると、林鄭長官はM+博物館を「香港の有史以来、最大の文化建設の重要な一里塚」と指摘し、15年にわたって西九文化区の開発に携わった官僚をねぎらった。西九文化区はウォーターフロントの土地の40ヘクタールを占め、莫大な公共投資を伴い、建設中には疑惑が持ち上がったり、批判を受けたりしたことに言及。しかし西九文化区の建設推進に携わった人々や林鄭長官自身は、香港の優位性が金融、貿易、海運にとどまらないことを信じて力を注いできたと指摘した。3月に採択された第14次5カ年計画では香港が中外文化芸術の交流センターとして発展するのを支援することが明示され、香港文化界にとって今後の発展への最大の鼓舞になったと述べた。
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