新鴻基地産(サンフンカイ・プロパティーズ)はこのほど西九龍高速鉄道駅周辺の商業地開発の最新案を発表した。9月19日付香港各紙によると、西九龍駅の周辺商業開発プロジェクトは2010年に香港鉄路(MTRC)が計画案を申請していたが、昨年、新鴻基地産が落札したことにより新たな開発案を提出した。もともとの計画案に盛り込まれていた3棟の波型ビルの設計をダイヤモンド型ビル2棟の建設に変更。20階建てと30階建てで、オフィス面積はもともとの284万平方フィートから256万平方フィートに縮小。その分、小売り用途の面積が90%増加して60万平方フィートとなる。オフィスビルの高さはそれぞれ27%増の114メートル、38%増の159メートルとなる。

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