ハロウィンを迎えた10月31日、新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)の流行緩和によって飲食店では制限が緩和されたため、割引キャンペーンを打ち出すなどで顧客を呼び込むバーも現れた。同日付香港各紙によると、特区政府は30日、飲食店の1卓当たりの利用制限を4人から6人に拡大、バーは2人から4人に拡大した。さらに入店者数の上限は定員の75%に引き上げられ、営業時間は午前2時まで延長された。あるレストランでは1卓当たりの消費額が増加することらから売上高が10%増えると予想している。蘭桂坊では30日晩から仮装した顧客がバーで一足早くハロウィンを祝う姿も見られた。業界では急きょ800枚のポスターを印刷して顧客にバーのテーブルを離れる際はマスクを着用することなど、防疫規定の順守を呼びかけた。
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