デザートチェーンの「許留山」が店舗オーナーから店舗賃貸料の滞納で訴訟を起こされていたが、債権人である豊昌地產有限公司、Virginia Investments Limited、世界地産有限公司、英豪有限公司はこのほど高等法院(高等裁判所)に許留山食品製造有限公司の清算を申請した。5月27日の香港メディアによると、許留山はまだ債務を返済しておらず、また債権人の清算申請にも反対していない。このため裁判官は26日、双方同意の下、許留山の清算命令を出した。許留山は1960年代初期にリヤカー以形式で亀苓膏(カメゼリー)と各種涼茶(ハーブティー)を販売。80年代から徐々にヤシの実ジュース、きなこ餅、ゼリー、ダイコン餅などのデザートや軽食を販売するようなり、90年代には香港最大のフルーツデザート・チェーン店となった。香港、マカオ、中国本土、マレーシア、韓国の支店は260店余り。だが香港ではすでに旺角、●湾、油塘、天水囲、九龍湾の5店を残すだけとなった。【●=草かんむりに全】
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