銅鑼湾で７月１日に発生した警官襲撃事件が各界を震撼させている。３日付香港各紙によると、警察は２日、事件を「一匹オオカミによる地場のテロ襲撃」と断定。事件発生後にネット上で犯人を「烈士」「勇者」と呼び、尊敬を表す者がいることに対して「明らかに深刻な暴力行為を公然と支持すると同時に、犯人の非人間的で冷血な行為を美化しようとしている」と述べ、強い譴責を表明した。多くの政党、法律団体、警察評議会と懲教署の４つの協会と労組はいずれも事件が香港の法治に対する深刻な挑戦とみており、警察に厳正な法執行と事件の徹底調査を呼びかけた。保安局の●炳強・局長は「犯人だけでなく、他の者が暴力を鼓吹し、社会への憎悪、国家への憎悪を扇動し、暴力行為を美化していることも今回の事件を招いた主因」と指摘し、背後で後押しした者も犯人と同様に手を血に染めていると非難した。【●＝登におおざと】
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