銅鑼湾で7月1日、警官を襲撃した後に自殺した犯人はビタソイの購買部職員だったが、同社が職員向けに出した内部通告が流出し、その文面に外部から不満の声が上がっている。7月2日の香港メディアによると、ビタソイは職員への通告で、死亡した梁健輝氏は同社購買部の購買主任であり、7月1日に銅鑼湾で発生した事件で「不幸にも他界した」として、同社は家族に対し最大の慰問を表明し、必要な支援を提供すると述べたほか、職員に対しては個人的な意見を発表しないよう求めた。この内容が物議を醸し、中国本土の多くのネットユーザーからは「ビタソイの通告はテロリストを追悼し、警官襲撃を支持している」との指摘が上がったほか、同社が負傷した警官に慰問していないことを批判する声もある。ビタソイの中国地区イメージキャラクターを務める龔俊氏の事務所は同日夜、声明を発表。龔氏はビタソイブランドとの協力をすべて打ち切ると宣言し「一切の形の暴力、テロなどの極端な行為に断固抵抗する」と強調した。

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