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香港―政治

警察会見、デモ隊が手製爆弾を使用

香港警察は10月14日の記者会見で、前週末の11~13日のデモ活動による影響について発表した。

同日の香港メディアによると、香港警察公共関係科の江永祥・総警司代行は、11~13日に警察に逮捕されたデモ隊は201人で、うち男性146人、女性55人、年齢は14~62歳と説明。逮捕容疑は違法集結、攻撃性のある武器所有、違法使用が可能な物品所有、刑事毀損、放火、違法集結時にマスクを使用などとなっている。

この週末の負傷した警官は12人で、うち1人は観塘で刃物による襲撃を受け、頸部を3~4センチメートル切られた。頸静脈と神経を損傷し手術で接合、依然として集中治療室で処置を受けている。襲撃した男性は逮捕され、暫定的に殺人を企図した罪で起訴している。将軍澳では2人の警官が襲撃され、うち1人は後頭部と手足に傷を受け手術を受け、もう1人は後頭部を6針縫ったことを明らかにした。

警務処爆炸品処理課の李展超・警司は、旺角で13日に手製の爆弾が使用されたことを紹介。爆弾は携帯電話で遠隔操作するもので世界各地のテロ事件で使用されたものと同様で、現場の警官に深刻ダメージを与えるか殺害することを狙ったと指摘した。また旺角警察署には20本余りの火炎瓶が連続して投げ込まれたことを明らかにした。

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