逃亡犯条例の改正反対デモ以来、多くのネットメディア記者が現れ、時には「偽記者」がデモ現場に混入して警察の法執行を妨害したり警官を襲撃した疑いがある。このため警察は法執行と記者の取材の便宜を図るべく「警察通例」の「メディア代表」の定義を修正することとなった。9月23日付香港各紙によると、修正では特区政府新聞処に登録されているメディア機関の人員と国際的に知名度のある非地場メディアの人員が「メディア代表」とみなされる。警察は記者とみなされた者だけに封鎖エリアでの取材を認め、記者とみなされない者が乱入した場合は集まり制限の違反切符を切るか違法集結による逮捕もあり得る。新規定は23日から実施され、警察は認可された記者に封鎖エリア内での取材を手配し、透明度を高めることでデマの散布を防ぐという。
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