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香港―政治

警察通例の修正は取材に影響しない

香港警察がこのほど「警察通例」の「メディア代表」の定義を修正したことについて、警察公共関係科の郭嘉●・総警司が放送番組で解説した。9月24日付香港各紙によると、「警察通例」の修正によって香港記者協会会員証または香港撮影者協会会員証を持つ者が「メディア代表」の定義ではなくなった。郭総警司は修正後の定義による政府新聞処新聞発表システム(GNMIS)に登録されたメディアは200社余りをカバーし業界では普遍的に認められていることから、第三者と客観的な基準を通すことによって前線の警官が識別することが容易になると指摘。これまでに比べて透明度が増し、狭い定義ではなくなるという。今回の修正はすべてのメディアを封鎖エリアに入れることができない状況を考慮したもので、現場の警官がメディアの取材を手配する際の参考基準にするものと説明。修正後も公共の場での記者の取材に影響はなく、学生メディアを含めていかなる者でも引き続き取材を行うことは可能だと強調した。今回の修正は、昨年からのデモによって主流メディア以外に学生メディアやフリーランス記者が増えたために警官が記者の身分を識別することが難しくなったことによる。加えて従来の「メディア代表」の定義は2つの記者組織しか認めていないため、他のメディア組織から異議が出ていたという。【●=金へんに玉】

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