特区政府財庫局は7月22日、税務大楼で「国家主席重要講話精神」と題する座談会を開催した。同日の香港メディアによると、特区政府財経事務及庫務局の許正宇・局長が基調講演を行い、財経事務及庫務局傘下の政策科と部門から約1000人がオンラインとオフラインで参加。習近平・国家主席が7月1日に行った講話の「4つの必須」と「4つの希望」をいかに日常公務で実践・実現するかを考えるものとなった。許局長は「財庫局は国家と香港のために何をするか」が核心的問題と指摘。財経事務科の面では積極的な金融発展政策によって財産を集めて富を創出しなければならず、金融によって国家戦略をサポートする例として人民元国際化の発展や、民生に関連した金融インフラと政策を改善することを挙げた。庫務科の面では国際税務協定とその他の財務政策を通じて香港の国際競争力を引き上げ、公共サービスの電子化を促進して市民と企業の便宜を図ることを挙げた。

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