キャセイパシフィック航空の貨物機クルー3人が相次いで新型コロナウイルス感染症(COVID―19)に感染し、貨物機クルーの検疫免除が防疫措置の新たな抜け道として浮上してきた。11月17日付香港各紙によると、キャセイパシフィック航空は17日からクルーの香港での医学監察期間の活動を引き締め、香港に戻った最初の3日は最大で2時間家から離れて指定の活動を行うことにする新たなガイドラインを発表した。指定の活動は食品と日常必需品の購入、屋外運動、外出して病院に受診に行くことなどで、行動は自身で記録し、集まりは避けることにする。だが呼吸系統科専科医師の梁子超氏は、クルーが休暇でコミュニティーに戻る前はホテルで少なくとも14日間の検疫を受けるようにすることを提唱。また政府の衛生部門はクルーに自宅で14日間の検疫を提案している。

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