香港貿易発展局（ＨＫＴＤＣ）は６月２３日、最新の香港輸出指数を発表した。２４日付香港各紙によると、香港輸出指数は昨年、新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）流行によって過去最低の１６にまで低下したが、今年第２四半期に４８．７に回復。５期連続で上昇し、前期比では９．７ポイント上昇した。ＨＫＴＤＣの関家明・研究総監は今年の輸出伸び率予測を先に発表した５％から１５％に上方修正した。基数が低いことから２０１０年以降で最大の伸び幅となる。調査では依然として香港の輸出関連企業の５７％が新型コロナウイルス流行によってビジネスが打撃を受けていると答えたが、前期調査の７８％に比べると割合は縮小した。
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