香港貿易発展局(HKTDC)の調査で大部分のバイヤーがすでにネットを通じて購買需要に対応していることが分かった。6月29日付香港各紙によると、9割余りのバイヤーがネット上の購買プラットホームを使用し、85%余りのバイヤーはオンライン展示会に参加したことがあった。一方、63%のバイヤーは国際出張制限が解除された後、実体展示会を通じて購買活動を行う意向を示したほか、59%はハイブリット展示会を利用すると答えた。HKTDCの張淑芬・副総裁は、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行と地政学的リスクで香港経済、特に中小企業は打撃を受けていると指摘。多くの企業は新型コロナが収束しても依然として政策支援がなければ難局を乗り越えられないと述べていることを明らかにした。HKTDCは「展覧+」と称する新たな融合展示会モデルを打ち出す計画で、7月1日にプラットホームを稼働させる。オンライン展示会のブースの優待価格は約3000ドル、実体展示会は約3万5000ドルとなる。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。