質の高い「一帯一路」の共同建設進む

9月20日、自動車部品、家具家電、太陽光発電製品などを満載した中欧班列が陝西省西安国際港駅から出発し、新疆ウイグル自治区霍爾果斯口岸を出国し、カザフスタン、アゼルバイジャン、グルジア、ブルガリア、セルビア、ハンガリー、スロバキア、チェコを経て、最終的にドイツのマンハイムに到着した。全行程は1万1000キロ余りで、これは「跨里海国際輸送ルート」国際協会15ヵのメンバーが初めて中国で連携して発車したもので、質の高い「一帯一路」共同建設の生き生きとした縮図であった。

2013年、習近平主席は開創性的に「一帯一路」を提起して以来、「一帯一路」共同建設の協力はアジア・欧州大陸からアフリカとラテンアメリカにまで広げ、150ヵ国以上、30ヵ国際機関以上が「一帯一路」共同建設の協力文書に署名した。

・中国・ラオス鉄道列車：ムッディン駅から南へ約2時間、ラオスの観光地ワンヨンに到着する。今年前6ヶ月、ワンヨン（万栄）は約60万人の国際観光客を受入れ、うち10万人以上が中国からであり、今年6月ラオス政府が国家級観光地への指定を決定した。開通3年近く、中国・ラオス鉄道は、旅客列車が5万6000本を発車し、旅客が延べ3800万人を超え；越境貨物が初期のゴム、肥料、百貨店など10種類以上から電子、太陽光、通信、自動車など2900種類以上に広がり、輸出入貨物は1000万トンを突破した。辺りの経済を連帯に活発してきて、「中国・ラオス鉄道+中欧班列」「瀾滄江-メコン川快速線+越境電子商取引」「中国・ラオス鉄道+西部陸海新通路班列」など、国際輸送モデルは絶えず革新されている。

・菌草技術：フィジーの首都空港から少し離れた道路沿いにレイヴァ障害者協会の事務所があり、「肥料も農薬も使わないし、労力もかからないし、うちに合ってますよ」レイヴァ障害者協会のリディア会長は述べた。現在、菌草技術が100以上の国や地域に広がっており、多くの農民に希望を与え、貧困削減と民生福祉強化、新しい食料と栄養源を提供したプロジェクト、多くの国々が持続可能な発展への道を開くのを支える。

・魯班工坊：2023年12月9日、カザフスタンは、天津職業大学と東カザフスタン技術大学と共に建設した初の魯班工房が試験運営を迎えた。1年もない内に、工房は中国とカザフスタンの教育協力の模範となった。今年7月、東カザフスタン技術大学から来た15名の教師が天津に参り、2週間の第2期カザフスタンの魯班工房教師養成クラスに参加した。現在、20カ国以上の30カ所の魯班工房では、人工知能や電気自働車などの先進的な製造技術の専門分野から、中国医薬や中国料理などの職業教育まで、50以上の専門分野が開設されている。